国内の捕虜収容所 〜所在地・開閉設経緯〜 2002.5.2作成:笹本妙子 【参考資料】 ●アメリカ国立公文書館「DEPARTMENT OF THE ARMY/THE ADJUTANT GENERAL'S OFFICE/WASHINGTON/DEPARTMENTAL RECORDS BRANCH」(ワシントン陸軍省高級副官事務所記録部)(ドキュメンタリー工房提供) ●茶園義男編著「大日本帝国内地俘虜収容所」 ●福林徹著「大江山捕虜収容所」 ※本リストは、米国立公文書館の上記資料を笹本が翻訳したものをベースにしているが、不明部分については茶園氏資料と福林氏資料を参考にして補い、さらに福林氏にチェック(特に大阪地域)をお願いして修正した。 ※ベースが英文なので、地名などで不正確・不明確な箇所があるが、お気づきの点はご指摘いただきたい。 【凡例】 ※例えばP5の【第3分所(長岡)】   「第3分所」は東京俘虜収容所第3分所、カッコ内は所在地または通称を示す。東京  俘虜収容所の管轄区域内では、長岡(新潟県)以外に横浜(神奈川県)、平岡(長野  県)、細倉(宮城県)の収容所が「第3分所」と呼ばれていた時期もあった。それら  を識別するために(長岡)(横浜)(平岡)(細倉)などの地名を入れた。或いは、単  にその収容所の場所を明示するために地名や工場名などを入れている場合もある。   太字で【第3分所(長岡)】と示しているのは、「第3分所」の名称が最後に使われ  た収容所であり、【第3分所(平岡)】のように細字で表記されているのは、一時期  その名称が使われていた収容所である。細字の収容所に関しては、その収容所の最終  的な名称の項を参照するよう明示した。 ※同頁の(北越電化工業蔵王工場他)   下線が引いてあるのは、その収容所の捕虜の主な労働派遣先である。 北海道地区(函館俘虜収容所) 【本所】 北海道空知郡美唄町2695-1(三井鉱山美唄炭鉱)  42.12.1.開設。最初は函館台町2(海務局跡)に所在。(函館港運・函館ドック)   42.6.7.美唄町に移動。   45.9.閉鎖。 【第1分所】北海道空知郡芦別町字ライジョウ(三井鉱山芦別炭鉱)   42.12.1.開設。最初は室蘭市チリベツ町に所在。(日本製鉄室蘭製鉄所)   43.1.15.室蘭市中島町に移動。   45.6.7.芦別町に移動。   45.9.2.閉鎖。 【第2分所】北海道空知郡赤平町(住友鉱業赤平炭鉱)   45.6.7.開設。第2派遣所の捕虜全員がここに移動。   45.9.閉鎖 【第2分所】岩手県上閉伊郡甲子村(日本製鉄釜石[大橋]鉱山)…仙台第5分所参照 【第3分所】北海道空知郡歌志内町字トウコウ(北海道炭鉱空知炭鉱)   45.7.開設   45.9.閉鎖 【第3分所】釜石市大字釜石4割地68-1(日本製鉄釜石製鉄所)…仙台第4分所参照 【第4分所】北海道空知郡芦別町字西芦別(芦別:自活労務)   45.6.29.開設   45.9.閉鎖 【第1派遣所】北海道上磯郡上磯町(浅野セメント北海道工場)   43.10.1.開設   45.6.7.閉鎖。捕虜は本所と第1分所に移動。 【第2派遣所】北海道亀田郡亀田村字港(函館港運)   45.3.13.開設。   45.6.7.閉鎖。捕虜は第2分所(空知郡)に移動。 【第1分遣所】北海道山越郡山越町(??)   43.6.16.開設。   43.10.25.閉鎖。捕虜は本所と第1分所に移動。 東北地区(仙台俘虜収容所) 【本所】仙台市土橋通58(岩手県黒沢尻町?)   45.4.14.開設。   45.9.閉鎖。 【第1分所(常磐炭坑or湯本)】福島県磐城郡湯本町(常磐炭鉱)   43.4.15.最初は、東京俘虜収容所第6分所として開設   43.8.1.東京俘虜収容所第4派遣所と改称   45.4.14.仙台俘虜収容所に移管、同第1分所となる。   45.9.閉鎖。 【第2分所(好間)】福島県磐城郡好間村上好間(古河鉱業好間炭鉱)   44.3.30.最初は、東京俘虜収容所第14派遣所として開設   45.4.14.仙台俘虜収容所に移管、同第2分所と改称。 45.9.閉鎖。 【第3分所(細倉)】宮城県栗原郡鶯沢村(三菱鉱業細倉鉱山)   45.4.14.東京俘虜収容所(第3分所)から仙台俘虜収容所に移管、同第3分所に。   45.9.閉鎖 【第4分所(大橋)】岩手県上閉伊郡甲子村大橋(日本製鉄釜石[=大橋]鉱山)   42.11.30.最初は、函館俘虜収容所第2分所として開設。最初は釜石市に所在。   43.4.1.岩手県上閉伊郡甲子村No1割地に移動。   44.4.20.東京俘虜収容所に移管、同第6分所と改称。   45.4.14.仙台俘虜収容所に移管、同第4分所と改称。 45.9.閉鎖 【第5分所(釜石)】岩手県釜石市矢之浦(日本製鉄釜石製鉄所)  43.11.10.最初は函館俘虜収容所第3分所として開設。釜石市大字釜石4割地68-1? 44.4.20.東京俘虜収容所に移管、同第7分所と改称。   45.4.14.仙台俘虜収容所に移管、同第5分所と改称。   45.9.閉鎖 【第6分所(尾去沢)】秋田県鹿角郡尾去沢(三菱鉱業尾去沢[=花輪]銅山)   44.9.8.最初は、東京俘虜収容所第8分所として開設   45.4.14.仙台俘虜収容所に移管、同第6分所となる。   45.9.閉鎖 【第7分所(花岡)】秋田県北秋田郡花岡町ツツミザワ(藤田組花岡銅山)   44.12.1.最初は、東京俘虜収容所第9分所として開設   45.4.14.仙台俘虜収容所に移管、同第7分所となる。   45.9.閉鎖 【第8分所(小坂)】秋田県鹿角郡小坂町(藤田組小坂銅山)   44.12.1.最初は、東京俘虜収容所第10分所として開設。   45.4.14.仙台俘虜収容所に移管、同第8分所となる。   45.9.閉鎖。 【第9分所(酒田)】山形県酒田市本町(日本通運酒田)   44.9.20.最初は、東京俘虜収容所第22派遣所として開設。   45.4.14.仙台俘虜収容所に移管、同第9分所となる。   45.9.閉鎖。 【第10分所(和賀仙人?)】岩手県和歌郡宮崎村大字山口2割地14-1(東北電気製鉄和賀川工場)   45.5.20.開設   45.9.閉鎖。 【第11分所(上北)】青森県上北郡天間林村天間館字南天間館1番地(日本鉱業上北鉱山)   43.6.25.開設。   45.9.閉鎖。 関東甲信越地区(東京俘虜収容所) 【品川俘虜収容所】東京都品川区京浜運河建設事務所……本所を参照 【横須賀海軍警備隊大船仮俘虜収容所】神奈川県大船町……本所分遣所(大船)を参照 【川崎仮俘虜収容所】川崎市大島町4丁目……第1分所(川崎)を参照 【横浜俘虜収容所】横浜市中通り横浜公園……第3分所(横浜)を参照 【大阪造船派遣所】横浜市鶴見区末広町1-12……第10派遣所(大阪造船)を参照 【本所】品川区東品川3丁目→東京都大森区入新居町(日本通運汐留支店他)   42.9.12.最初は、品川区京浜運河建設事務所に品川俘虜収容所として開設。   42.9.25.東京俘虜収容所本所と改称。(品川本所)   43.7.20.大森区入新居町に移動。(大森本所) 45.9.閉鎖。 【付属病院】東京都品川区東品川3丁目(品川病院)   43.8.1.旧品川本所の建物内に開設   45.9.閉鎖 【本所分遣所(大船)】神奈川県大船町(横須賀海軍警備隊植木分隊)   42.4.6.最初は、横須賀海軍警備隊大船仮俘虜収容所として開設。   45.8.21.海軍から陸軍に移管、東京俘虜収容所本所分遣所と改称。   45.9.閉鎖。 【本所分遣所(足尾)】栃木県上都賀郡足尾町……第9分所分遣所を参照。 【第1分所(川崎)】川崎市大島町(日本通運川崎支店他)   42.8.24.最初、川崎仮俘虜収容所として開設。   42.9.25.第1分所と改称。   45.9.閉鎖。 【第1分所埠頭支所】川崎市扇町……第2分所を参照 【第2分所(川崎)】川崎市扇町(三井埠頭倉庫or川崎船舶荷役他)   42.10.最初、第1分所埠頭支所として開設。   43.8.1.第2分所と改称。   45.9.閉鎖 【第2分所(横浜)】横浜市中通り横浜公園……第3分所(横浜)を参照。 【第2分所(横浜)支所】横浜市神奈川区橋本町……第1派遣所を参照 【第3分所(長岡)】新潟県長岡市蔵王(北越電化工業蔵王工場他)   45.5.1.開設   45.9.閉鎖 【第3分所(横浜)】横浜市中通り横浜公園(横浜球場)(横浜船舶荷役他)   42.9.12.最初、横浜俘虜収容所として開設。   42.9.25.第2分所と改称。   43.8.1.第3分所と改称。   44.5.1.閉鎖。捕虜は第17派遣所、第18派遣所、第19派遣所に移動。 【第3分所(平岡or満島)】長野県下伊那郡平岡村……第12分所を参照 【第3分所(細倉)】宮城県栗原郡鶯沢村……仙台第3分所を参照 【第3分所分遣所(長岡)】新潟県長岡市城内町(日本通運長岡支店)   45.5.1.開設   45.9.閉鎖 【第4分所(直江津)】新潟県中頸城郡有田村(信越化学直江津工場他)   42.12.7.最初、直江津町、工場に開設。   43.2.新潟県中頸城郡有田村に移動。   45.9.閉鎖 【第5分所(新潟)】新潟県中蒲原郡大潟村(新潟海陸運送他)   43.8.20.最初、新潟市沼垂に開設。   43.12.4.中蒲原郡大潟村に移動。   44.1.18.新潟海陸運送と新潟鉄工所に移動。 44.4.1.再び中蒲原郡大潟村に移動。   45.9.閉鎖 【第5分所(鶴見造船)】横浜市鶴見区末広町1丁目……第3派遣所(鶴見造船)を参照 【第6分所(諏訪)】長野県諏訪郡北山村(日本鋼管諏訪鉱業所)   45.6.4.開設   45.9.閉鎖 【第6分所(釜石鉱業)】岩手県上閉伊郡甲子村……仙台第4分所を参照 【第6分所(日立)】茨城県日立市……第7分所参照 【第6分所(常磐炭鉱)】福島県磐城郡小名浜町(常磐炭鉱)……仙台第1分所を参照 【第7分所(日立)】茨城県日立市(日立鉱業日立鉱山)   43.5.12.最初、第8分所として開設。   43.8.1.第6派遣所と改称。   45.8.第7分所と改称。   45.9.閉鎖 【第7分所(釜石製鉄)】岩手県釜石市矢之浦(釜石製鉄)……仙台第5分所を参照 【第7分所(青海)】新潟県西頸城郡青海町……第13分所を参照 【第7分所(川崎日本鋼管)】川崎市南渡田町……第5派遣所を参照 【第8分所(日立)】茨城県日立市(第7分所とは別住所)(日立鉱業日立鉱山)   44.3.5.最初、第12派遣所として開設。   45.8.第8分所と改称   45.9.閉鎖 【第8分所(尾去沢)】秋田県鹿角郡尾去沢村……仙台第6分所を参照 【第8分所(日立)】茨城県日立市……第7分所(日立)を参照 【第9分所(足尾)】栃木県上都賀郡足尾町(古河鉱業足尾鉱業所)   43.11.10.最初、第8分所として開設。   45.8.第9分所と改称   45.9.閉鎖 【第9分所(青海)】新潟県西頸城郡青海町……第13分所を参照 【第9分所(花岡)】秋田県北秋田郡花岡町……仙台第7分所を参照 【第9分所分遣所(足尾)】栃木県足尾町(第9分所とは別住所)(古河鉱業足尾鉱業所)   45.6.4.最初、東京俘虜収容所本所分遣所として開設。 45.8.第9分所分遣所と改称。 45.9.閉鎖 【第10分所(隅田川)】東京都荒川区南千住(日本通運隅田川支店)   44.7.1.最初、第20派遣所として開設   45.8.第10分所と改称。   45.9.閉鎖 【第10分所(小坂鉱山)】秋田県鹿角郡小坂町……仙台第8分所を参照 【第11分所(川口)】埼玉県川口市(日本車輌蕨工場)   45.7.開設。   45.9.閉鎖 【第12分所(平岡or満島)】長野県下伊那郡平岡村(熊谷組平岡発電所)   42.11.18.最初、第3分所として開設   43.8.1.第2派遣所と改称(平岡)。 45.8.第12分所と改称   45.9.閉鎖 【第13分所(青海)】新潟県西蒲原郡青海町(電気化学青海工場)   43.5.12.最初、第9分所として開設。   43.8.1.第7派遣所と改称   45.8.第13分所と改称   45.9.閉鎖 【第14分所(芝浦電気)】横浜市鶴見区末広町 (芝浦電気鶴見工場)   43.12.25.最初、横浜市鶴見区末広町に第3派遣所として開設   44.1.横浜市鶴見区末広町2-4に移動。   45.4.15.空襲により破壊、末広町の芝浦電気株式会社内に移動。   45.8.第14分所と改称 【第15分所(新潟鉄工)】新潟市山の下秋葉通(新潟鉄工所)   44.4.1.最初、第15派遣所として開設   45.8.第15分所と改称   45.9.閉鎖 【第16分所(鹿瀬)】新潟県東蒲原郡リョウ鹿瀬(昭和電工鹿瀬工場)   44.4.15.最初、第16派遣所として開設   45.8.第16分所と改称   45.9.閉鎖 【第17分所(日清製油)】横浜市神奈川区千若町(日清製油横浜工場)   44.5.1.最初、第17派遣所として開設   45.5.29.空襲により破壊、第18派遣所に臨時に移動(その次の所在地は不明)   45.8.第17分所と改称   45.9.閉鎖 【第1派遣所(三菱造船)】横浜市神奈川区橋本町(三菱重工業横浜造船所)   42.11.18.最初、第2分所支所(横浜)として開設。   43.8.1.第1派遣所と改称   45.5.13.閉鎖。捕虜は本所へ移動。 【第2派遣所(満島)】長野県下伊那郡平岡村……第12分所を参照 【第3派遣所(鶴見造船)】横浜市鶴見区末広町1丁目(日本鋼管鶴見造船所)   43.1.21.最初、第5分所として開設。   43.8.1.第3派遣所と改称   45.5.13.閉鎖。捕虜は本所へ移動。 【第4派遣所(常磐炭鉱)】福島県磐城郡湯本町小名浜トンネル……仙台第1分所を参照 【第5派遣所(日本鋼管川崎)】川崎市南渡田町(日本鋼管川崎工場)   43.5.12.最初、第7分所として開設   43.8.1.第5分所と改称   45.6.4.閉鎖。捕虜は第5分所(新潟)、第6分所(諏訪)へ移動 【第6派遣所(日立)】茨城県日立市……第7分所を参照 【第7派遣所(青海)】新潟県青海町……第13派遣所を参照 【第8派遣所(足尾)】栃木県上都賀郡足尾町……第9分所を参照 【第9派遣所(川崎)】川崎市扇町1番地(日本鋼管扇町工場)   43.11.10.開設   43.3.31.閉鎖。捕虜は第5派遣所(日本鋼管川崎工場)へ移動 【第10派遣所(大阪造船)】横浜市鶴見区末広町1-12(大阪造船所横浜工場)   43.4.8.最初、大阪造船派遣所として開設   43.12.25.第10派遣所と改称   45.6.4.閉鎖。捕虜は本所派遣所(分遣所?)へ移動。 【第11派遣所(芝浦電気)】横浜市鶴見区末広町……第14分所を参照 【第12派遣所(日立)】茨城県日立市……第8分所(日立)を参照 【第13派遣所(浅野ドック)】横浜市神奈川区橋本町2-1(日本鋼管浅野ドック)   44.3.20.開設   45.5.13.閉鎖。捕虜は本所へ移動。 【第14派遣所(好間炭鉱)】福島県磐城郡好間村……仙台第2分所を参照 【第15派遣所(新潟鉄工)】新潟市山の下秋葉通……第15分所を参照 【第16派遣所(鹿瀬)】新潟県西蒲原郡リョウ鹿瀬村……第16分所を参照 【第17派遣所(日清製油)】横浜市神奈川区千若町……第17分所を参照 【第18派遣所(横浜耐火煉瓦)】横浜市磯子区西根岸馬場町(横浜耐火煉瓦)   44.5.1.開設   45.6.4.閉鎖。捕虜は第5分所(新潟)へ移動 【第19派遣所(横浜船舶荷役)】横浜市中区山下町(横浜船舶荷役)   44.5.1.開設   45.5.29.空襲により破壊され、第18派遣所へ臨時に移動。   45.6.1.閉鎖。捕虜は第15派遣所(新潟鉄工)へ移動 【第20派遣所(隅田川)】東京都荒川区南千住……第10分所を参照 【第21派遣所(北海電化)】富山県高岡市能町(よしまち)……名古屋台第10分所参照 【第22派遣所(酒田)】山形県酒田市大字酒田新田……仙台第9分所を参照 【第23派遣所(大日本化学or味の素)】川崎市大師本町(大日本化学[味の素])   44.9.20.開設   45.6.30.閉鎖。捕虜は第1分所へ移動。 【第24派遣所(日清製粉)】川崎市大川町(日清製粉鶴見航機工場)   44.9.20.開設   45.6.30.閉鎖。捕虜は第2分所へ移動。 中部・北陸地区(名古屋俘虜収容所) 【本所】名古屋市栄区南外堀町   45.4.5.最初は、東部?軍(東海軍か?原文はEastern District Headquarters)本部のあったタイセイ国民学校内に開設   45.5.18.空襲で焼失、名古屋市栄区南外堀町に移動。   45.9.閉鎖 【第1分所(神岡)】岐阜県吉城郡阿曽布村ワサホ(三井鉱山神岡鉱業所)   42.12.8.最初は、大阪俘虜収容所神岡分所として開設   43.2.18.大阪俘虜収容所第7分所と改称   45.4.6.名古屋俘虜収容所に移管、同第1分所となる。 45.9.閉鎖 【第2分所(鳴海)】愛知県愛知郡鳴海町アリマツウラ114(日本車輌名古屋工場)   43.12.28.最初は、大阪俘虜収容所第11分所として開設   45.4.6.名古屋俘虜収容所に移管、同第2分所となる。   45.9.閉鎖 【第3分所(船津)】岐阜県吉城郡船津村シカマ(三井鉱山船津鉱業所)   44.6.25.最初は、大阪俘虜収容所第15分所として開設   45.4.6.名古屋俘虜収容所に移管、同第3分所となる   45.9.閉鎖 【第4分所(入鹿)】三重県南牟婁郡入鹿村板屋(石原産業紀州鉱業所)   45.1.25.最初は、大阪俘虜収容所第16分所として開設   45.4.6.名古屋俘虜収容所に移管、同第4分所となる 45.9.閉鎖 【第5分所(四日市)】三重県四日市石原町1番地(石原産業四日市工場)   44.8.11.最初は、大阪俘虜収容所第17分所として開設   45.4.6.名古屋俘虜収容所に移管、同第5分所となる   45.9.閉鎖 【第6分所(高岡)】富山県高岡市能町2365(北海電化工業伏木工場) 44.9.8.最初は、東京俘虜収容所第21分所として開設   45.4.7.名古屋俘虜収容所へ移管、同第6分所となる   45.9.閉鎖 【第7分所(高岡)】富山県高岡市下新町50番地(日本曹達富山製鋼所)   45.5.28.開設   45.9.閉鎖 【第8分所(立山)】富山県富山市下奥井町1番地(立山重工業)   45.5.10.開設   45.9.閉鎖 【第9分所(神通)】富山県富山市東岩瀬町大広田(日本通運岩瀬支店)   45.5.27.開設   45.9.閉鎖 【第10分所(伏木)】富山県高岡市能町タテノウエ(伏木海陸運送)   45.6.18.開設   45.9.閉鎖 【第11分所(岩瀬)】富山県富山市西宮大広田森(日本曹達岩瀬製鋼所)   45.5.28.開設   45.9.閉鎖 関西地区(大阪俘虜収容所) 【本所】大阪府三島郡新田村字下新田(現・吹田市千里山)(日本通運大阪支店・築港?他) 42.6.8.最初は、善通寺俘虜収容所大阪分遣所として、大阪市港区五条通3丁目に開設。   42.9.21.大阪俘虜収容所本所と改編。   45.6.1.空襲で焼失、津守に一時移動 44.7.捕虜は港区北福崎西之町に移動し、第1分所となる。……第1分所参照 本部事務所のみ三島郡新田村下新田に移転。   45.9.2.閉鎖 【播磨分所】……第7派遣所(播磨)を参照 【広畑派遣所】【広畑分所】……第12分所(広畑)を参照 【神岡分所】……第7分所(神岡)を参照 【川崎分所】……第5派遣所(川崎)を参照 【神戸分所】……第2分所(神戸)を参照 【神戸分所広畑派遣所】……第12分所を参照 【桜島分所】……第8分所(桜島)を参照 【多奈川分所】……第4分所(多奈川)を参照 【梅田分所】……第2派遣所(梅田)を参照 【淀川分所】……第3派遣所(淀川)を参照 【尼崎分所】……第9分所(尼崎)を参照 【鳴尾分所】……第8派遣所(鳴尾)を参照 【市岡派遣所】大阪市港区八幡屋松野町1-16市営競技場(大阪船舶荷役/市岡病室)   42.8.善通寺俘虜収容所の派遣所として開設。   42.10.18.大阪俘虜収容所市岡病室に改編。   44.7.10.閉鎖。神戸俘虜病院に移動。 【第1分所】大阪市港区北福崎西之町(日本通運大阪支店/築港?他) 42.6.8.最初は、善通寺俘虜収容所大阪分遣所として大阪市港区五条通3丁目に開設。   42.9.21.大阪俘虜収容所本所となる……本所を参照   45.6.1.空襲で焼失、津守に一時移動。   45.7.本所事務所と分離して、捕虜のみ北福崎西之町に移動。   45.8.第1分所と改称   45.9.閉鎖 【第1分所(神戸)】……第2分所(神戸)を参照。 【第2分所(神戸)】神戸市葺合区脇浜町(日本通運湊川支店他)   42.9.23.神戸分所として、神戸市神戸区伊藤町28に開設。 43.2.18.第1分所と改称。   45.6.5.空襲により破壊、長田区丸山町2丁目に移動。   45.6.21.脇浜町に移動。   45.8.第2分所と改称   45.9.閉鎖 【第2分所(梅田)】……第2派遣所を参照 【付属病室】神戸市長田区丸山町2丁目(神戸俘虜病院)   44.7.10.神戸市葺合区熊内町に開設   45.6.5.元の川崎派遣所の場所(長田区丸山町2丁目)に移動。 【第3分所(大江山)】京都府与謝郡吉津村須津(日本冶金工業大江山鉱山他)   43.8.20.第12分所(大江山)として開設。   45.8.第3分所と改称   45.9.閉鎖 【第3分所(淀川)】……第3派遣所(淀川)を参照 【第4分所(生野)】兵庫県朝来郡生野町口銀谷(三菱鉱業生野鉱業所他)   45.3.28.第19分所として開設。   45.8.第4分所と改称   45.9.閉鎖 【第4分所(多奈川)】大阪府泉南郡多奈川町(飛鳥組多奈川作業所/川崎重工造船所他)   42.11.22.多奈川分所として開設。   43.2.18.第4分所と改称   45.3.20.閉鎖。捕虜は福岡俘虜収容所第17派遣所へ移動。 【第5分所(敦賀)】福井県敦賀市津内神武第972工場(敦賀港湾運送他)   45.4.23.第20分所として開設。最初は、敦賀市サクラ165に所在したが、津内への     移動日は不明。   45.8.第5分所と改称 【第5分所(川崎)】……第5派遣所(川崎)を参照 【第6分所(明延)】兵庫県養父郡南谷村(三菱鉱業明延鉱業所他)   45.5.15.第21分所として開設。   45.8.第6分所と改称   45.9.閉鎖 【第6分所(播磨)】……第7派遣所(播磨)を参照 【第7分所(武生)】福井県南条郡武生町北生(きたふ)(信越化学工業武生工場他)   45.5.18.第22分所として開設   45.8.第7分所と改称 【第7分所(神岡)】岐阜県吉城郡阿曽布村…名古屋俘虜収容所第1分所参照 【第8分所(野田)】滋賀県野州郡兵主(ひょうず)村(野田沼/中主干拓地) 45.5.18.第23分所(野田)として開設   45.8.第8分所と改称   45.9.閉鎖 【第8分所(桜島)】大阪市此花区高見町(日立造船桜島造船所)   43.1.20.桜島分所として開設。   43.2.18.第8分所と改称   43.10.1.第4派遣所と改称   45.5.18.閉鎖。捕虜は第21分所(明延)に移動したと思われる。 【第9分所(能登川)】滋賀県神崎郡能登川町(中の湖/能登川干拓地)   45.5.18.第24分所として開設   45.8.第9分所と改称   45.9.閉鎖 【第9分所(尼崎)】……第6派遣所(尼崎)を参照 【第10分所(米原)】滋賀県坂田郡米原町梅が原(米原干拓地)   45.5.18.第25分所として開設   45.8.第10分所と改称   45.9.閉鎖 【第10分所(大正)】大阪市大正区新千歳町105-1(日立造船築港造船所)   43.5.15.開設   45.5.18.閉鎖。捕虜は第22分所(武生)に移動。 【第11分所(六呂師)】福井県大野郡坂谷村(陸軍六呂師演習場)   45.6.10.第26分所として開設   45.8.第11分所と改称   45.9.閉鎖 【第11分所(鳴海)】愛知県愛知郡鳴海町アリマツウラ?114-3…名古屋第2分所参照 【第12分所(広畑)】兵庫県飾磨郡広畑町小坂381(現・姫路市)(日本製鉄広畑製鉄所)   42.10.5.最初は、広畑町才325番地に神戸分所広畑派遣所として開設。   42.12.10.広畑派遣所と改称   43.2.18.第1派遣所と改称   43.9.15.広畑町小坂381に移動   45.8.第12分所と改称   45.9.閉鎖 【第13分所(津守)】大阪市西成区津守町280-1(藤永田造船所津守造船所他)   43.8.20.開設   45.5.16.閉鎖。捕虜は東京俘虜収容所へ移動。 【第14分所(和歌山)】和歌山市松江842(住友金属和歌山製鉄所)   43.11.5.開設   45.5.29.閉鎖。捕虜は第19分所へ移動. 【第15分所(船津)】岐阜県吉城郡船津村……名古屋第3分所参照 【第16分所(入鹿)】三重県南牟婁郡入鹿村……名古屋第4分所を参照 【第17分所(四日市)】三重県四日市市石原町1……名古屋第5分所を参照 【第18分所(神戸脇浜)】神戸市葺合区脇浜町3丁目(川崎製鉄)   45.2.1.開設   45.5.21.閉鎖。捕虜は第25分所(米原)へ移動 【第19分所】……第4分所(生野)を参照 【第20分所】……第5分所(敦賀)を参照 【第21分所】……第6分所(明延)を参照 【第22分所】……第7分所(武生)を参照 【第23分所】……第8分所(野田)を参照 【第24分所】……第9分所(能登川)を参照 【第25分所】……第10分所(米原)を参照 【第26分所】……第11分所(六呂師)を参照 【第1派遣所】……第12分所(広畑)を参照 【第2派遣所(梅田)】大阪市北区牛丸町(日本通運大阪支店他)   42.11.22.梅田分所として開設 43.2.18.第2分所と改称   43.3.10.第2派遣所と改称   45.5.21.閉鎖。捕虜は第20分所へ移動。 【第3派遣所(淀川)】大阪市淀川区百島町(淀川製鋼所)   42.11.22.淀川分所として開設   43.2.18.第3分所(淀川)と改称   43.3.10.第3派遣所と改称   45.5.18.閉鎖。捕虜は第3分所(大江山)に移動したと思われる。 【第4派遣所(桜島)】……第8分所(桜島)を参照 【第5派遣所(川崎)】神戸市長田区丸山町2丁目(川崎重工業艦船工場)   42.12.7.川崎分所として開設。   43.2.18.第5分所と改称   43.10.25.第5派遣所と改称   45.5.21.閉鎖 【第6派遣所(尼崎)】兵庫県尼崎市西高洲町31(大谷重工業尼崎工場)   43.1.20.尼崎分所として開設   43.2.18.第9分所と改称   43.10.20.第6派遣所と改称   45.6.17.閉鎖。捕虜は広島第3分所(玉野)と名古屋第9分所(富山市岩瀬)に移動。 【第7派遣所(播磨)】兵庫県相生市相生(播磨造船所) 42.12.8.播磨分所として開設。   43.2.18.第6分所と改称   43.10.25.第7派遣所と改称   45.5.21.閉鎖 【第8派遣所(鳴尾)】兵庫県武庫郡鳴尾村上田(昭和電極)   45.2.1.(鳴尾分所として?)開設 45.5.29.閉鎖 中国・四国地区(広島俘虜収容所) 【本所】広島県芦品郡戸手村実業学校   善通寺俘虜収容所より移管。   45.4.13.開設。第1分所(善通寺)に仮設置   45.6.1.広島県芦品郡戸手村に移動。   45.9.閉鎖 【第1分所(善通寺)】香川県善通寺町(日本通運高松支店他)   42.1.14.善通寺俘虜収容所本所として開設   45.4.13.広島俘虜収容所に移管、同第1分所となる。   45.9.閉鎖 【第2分所(新居浜)】愛媛県新居浜市磯浦(住友化学工業新居浜工場)   43.4.22.最初は、福岡俘虜収容所第13分所として開設。   43.7.14.善通寺俘虜収容所に移管、同第3分所となる。   45.4.13.広島俘虜収容所に移管、同第2分所となる。   45.9.閉鎖 【第3分所(玉野)】岡山県玉野市日比448(三井鉱山日比製錬所)   45.6.1.開設   45.9.閉鎖 【第4分所(向島)】広島県御調郡向島(日立造船向島造船所)   42.12.27.最初は、八幡仮俘虜収容所向島分所として開設   43.1.1.福岡俘虜収容所向島分所に改編   43.3.1.福岡第11分所と改称   43.7.14.善通寺俘虜収容所へ移管、同第1分所となる。 43.12.1.善通寺第1派遣所と改称   45.4.13.広島俘虜収容所へ移管、同第1派遣所となる。 45.8.広島第4分所と改称   45.9.閉鎖 【第5分所(因島)】広島県御調郡因島(日立造船因島造船所)   42.12.27.最初は、八幡仮俘虜収容所因島分所として開設   43.1.1.福岡俘虜収容所因島分所に改編。   43.3.1.福岡第12分所と改称   43.7.14.善通寺俘虜収容所へ移管、同第2分所となる。   43.12.1.善通寺第2派遣所と改称   45.4.13.広島俘虜収容所へ移管、同第2派遣所となる。   45.8.広島第5分所と改称   45.9.閉鎖 【第6分所(大嶺or山陽)】山口県美祢郡大嶺町(宇部興業山陽無煙炭鉱業所)   42.11.26.最初は、八幡仮俘虜収容所宇部分所山陽派遣所として開設   43.1.1.福岡俘虜収容所宇部分所山陽派遣所と改編   43.3.1.福岡第6分所と改称   43.12.1.福岡第1派遣所と改称   45.4.14.広島俘虜収容所へ移管、同第4派遣所となる   45.8.広島第6分所と改称   45.9.閉鎖 【第7分所(沖の山)】山口県宇部市沖の山(宇部興業沖の山炭鉱)   42.11.26.最初は、八幡仮俘虜収容所宇部分所として開設   43.1.1.福岡俘虜収容所宇部分所と改編   43.3.1.福岡第7分所と改称   43.12.1.福岡第2派遣所と改称   45.4.14.広島俘虜収容所へ移管、同第5派遣所となる。   45.8.広島第7分所と改称   45.9.閉鎖 【第8分所(本山)】山口県小野田市本山(宇部興業本山炭鉱)   42.12.26.最初は、八幡仮俘虜収容所宇部分所本山派遣所として開設   43.1.1.福岡俘虜収容所宇部分所本山分遣所と改編。   43.3.1.福岡第8分所と改称   43.12.1.福岡第3派遣所と改称 44.7.移動。新住所は不明   45.4.14.広島俘虜収容所へ移管、同第6派遣所となる。   45.8.広島第8分所と改称   45.9.閉鎖 【第9分所(大浜)】山口県小野田市大字小野田大浜(大倉鉱業?大浜炭鉱)   42.11.26.最初は、八幡仮俘虜収容所宇部分所大浜分遣所として開設   43.1.1.福岡俘虜収容所宇部分所大浜分遣所と改編。   43.3.1.福岡第9分所と改称   43.12.1.福岡第4派遣所と改称   45.4.14.広島俘虜収容所へ移管、同第7派遣所となる。   45.8.広島第9分所と改称   45.9.閉鎖 【第1派遣所】……第4分所(向島)を参照 【第2派遣所】……第5分所(因島)を参照 【第3派遣所(山根)】愛媛県新居郡スミノ町山根(住友鉱業別子鉱業所)   44.5.1.善通寺俘虜収容所第3分所山根分宿所として開設   44.11.18.善通寺第4分所と改称   45.3.20.善通寺第3派遣所と改称   45.4.13.広島俘虜収容所へ移管、同第3派遣所となる 45.5.19.閉鎖。捕虜は第2分所へ移動。 【第4派遣所(大嶺)】……第6分所(大嶺)を参照 【第5派遣所(沖の山)】……第7分所(沖の山)を参照 【第6派遣所(本山)】……第8分所(本山)を参照 【第7派遣所(大浜)】……第9分所(大浜)を参照 【第8派遣所(東見初)】山口県宇部市沖宇部(宇部興業東見初炭鉱)   42.11.28.八幡仮俘虜収容所宇部分所東見初分遣所と改称   43.1.1.福岡俘虜収容所宇部分所東見初分遣所と改編   43.3.1.福岡第10分所と改称   43.12.1.福岡第5派遣所と改称   45.4.14.広島俘虜収容所へ移管、同第8派遣所となる   45.7.16.空襲で破壊したため閉鎖。捕虜は第6派遣所(本山)へ移動。 (善通寺俘虜収容所) 【本所】香川県善通寺町……広島第1分所(善通寺)を参照 【大阪派遣所】……大阪第1分所を参照 【第1分所(向島)】……広島第4分所(向島)を参照 【第2分所(因島)】……広島第5分所(因島)を参照 【第3分所(新居浜)】……広島第2分所(新居浜)を参照 【第4分所(山根)】……広島第3派遣所(山根)を参照 【第1派遣所(向島)】……広島第4分所(向島)を参照 【第2派遣所(因島)】……広島第5分所(因島)を参照 【第3派遣所(山根)】……広島第3派遣所(山根)を参照 九州地区(福岡俘虜収容所) 【本所】福岡県築紫郡太宰町太宰府国民学校   最初は、西部軍八幡仮俘虜収容所として開設   43.1.1.福岡俘虜収容所本部事務所として、西部軍本部に開設   43.3.1.福岡俘虜収容所本所と改称   45.4.福岡長浜青年学校に移動。   45.6.19.空襲により破壊、太宰府国民学校に移動。   45.9.閉鎖 【熊本分所】熊本市健軍(けんぐん)町字サブロヅカ……第1分所参照 【門司分所or門司派遣所】……第4分所(門司)を参照 【向島分所】……広島第4分所(向島)を参照 【因島分所】……広島第5分所(因島)を参照 【長崎分所】……第2分所(川南造船)を参照 【宇部分所】……広島第7分所(宇部沖の山)を参照 【東見初分遣所】……広島第8派遣所(東見初)を参照 【本山分遣所】……広島第8分所(本山)を参照 【大浜分遣所】……広島第9分所(大浜)を参照 【山陽分遣所】……広島第6分所(大嶺)を参照 【八幡分所】……第3分所(八幡製鉄)を参照 【第1分所】福岡市箱崎町シンケン28(西部軍経理部?) 42.11.28.最初は八幡仮俘虜収容所熊本分所として、熊本市健軍町字サブロヅカに開設。   43.1.1.福岡俘虜収容所熊本分所と改編   43.3.1.第1分所と改称   43.11.20.福岡県糟屋郡タダラに移転   44.4.17.福岡市大字ムシロダに移転   45.1.20.福岡市箱崎町に移転   45.9.閉鎖 【第2分所(川南造船)】長崎県西彼杵(にしそのき)郡香焼村(川南造船香焼島造船所)   42.10.25.八幡仮俘虜収容所長崎分所として開設   43.1.1.福岡俘虜収容所長崎分所と改編   43.3.1.第2分所と改称   45.9.閉鎖 【第3分所(八幡製鉄)】小倉市大字中井字ヤクラシモ(日本製鉄八幡製鉄所)   42.9.23.八幡仮俘虜収容所として、八幡市中町に開設   43.1.1.福岡俘虜収容所八幡分所と改編   43.3.1.第3分所と改称   43.12.15.小倉市大字中井字ヤクラシモに移動   45.9.閉鎖 【第4分所(門司)】門司市楠町(関門地区港湾運送業会)   42.11.28.八幡仮俘虜収容所門司派遣所として開設   43.1.1.福岡俘虜収容所門司分所と改編   43.3.1.第4分所と改称   45.9.閉鎖 【第5分所(大峰炭鉱)】福岡県田川郡添田町(古河鉱業大峰鉱業所)   43.1.22.大峰分所として開設   43.3.1.第5分所と改称   43.12.1.第8派遣所と改称   45.8.第5分所と改称   45.9.閉鎖 【第6分所(高松炭鉱)】福岡県遠賀郡水巻町(日本鉱業遠賀鉱業所) 43.4.22.第15分所として開設   43.12.1.第9派遣所と改称   45.8.第6分所と改称   45.9.閉鎖 【第6分所(山陽)】……広島第6分所(山陽/大嶺)を参照 【第7分所(二瀬炭鉱)】福岡県嘉穂郡二瀬町労働者クラブ(日鉄鉱業二瀬鉱業所)   43.5.第16分所として開設   43.12.1.第10派遣所と改称   45.8.第7分所と改称   45.9.閉鎖 【第7分所(沖の山)】……広島第7分所(宇部沖の山)を参照 【第8分所(山野炭鉱)】福岡県嘉穂郡稲築(いなつき)町(三井鉱山山野鉱業所)   43.10.3.第19分所として開設   44.4.19.第11派遣所と改称   45.8.第8分所と改称   45.9.閉鎖 【第8分所(本山)】……広島第8分所(本山)を参照 【第9分所(大之浦炭鉱)】福岡県鞍手(くらて)郡宮田町(貝島炭鉱大之浦炭鉱)   43.12.4.第20分所として開設   44.4.10.第12派遣所と改称   45.8.第9分所と改称   45.9.閉鎖 【第9分所(大浜)】……広島第9分所(大浜)を参照 【第10分所(東見初)】……広島第8派遣所(東見初)を参照 【第11分所(向島)】……広島第4分所(向島)を参照 【第12分所(因島)】……広島第5分所(因島)を参照 【第13分所(別子)】……広島第3派遣所(別子)を参照 【第14分所(三菱造船)】長崎市幸町(三菱重工業長崎造船所)   43.4.22.開設   45.9.閉鎖 【第15分所】……第6分所(高松炭鉱)を参照 【第16分所】……第7分所(二瀬鉱業)を参照 【第17分所(三池炭鉱)】福岡県大牟田市新港町(三井鉱山三池鉱業所)   43.8.10.開設   45.9.閉鎖 【第18分所(佐世保)】長崎県北松浦郡柚木村(佐世保海軍施設部)   43.10.10.開設   44.4.17.閉鎖。捕虜は第1分所へ移動。 【第19分所】……第8分所(山野鉱業)を参照 【第20分所】……第9分所(大之浦炭鉱)を参照 【第21分所(中鶴炭鉱)】福岡県遠賀郡中間町中鶴工場(大正鉱業中鶴炭鉱)   44.6.15.開設   45.9.閉鎖 【第22分所(忠隈炭鉱)】福岡県嘉穂郡穂波(ほなみ)村(住友鉱業忠隈炭鉱)   44.8.4.開設   45.9.閉鎖 【第23分所(平山炭鉱)】福岡県嘉穂郡桂川(けいせん)町(明治鉱業平山鉱業所)   44.8.4.開設   45.9.閉鎖 【第24分所(北松浦炭鉱or潜龍炭鉱)】長崎県北松浦郡江迎町(住友鉱業潜龍鉱業所)   45.1.15.開設   45.9.閉鎖 【第25分所(大牟田電気化学)】福岡県大牟田市新開町(電気化学工業大牟田工場)   44.9.29.開設   45.9.閉鎖 【第26分所(吉隈炭鉱)】福岡県嘉穂郡桂川町(麻生鉱業吉隈炭鉱)   45.5.10.開設   45.9.閉鎖 【第27分所(田川炭鉱)】福岡県田川郡大字奈良(三井鉱山田川鉱業所)   45.5.10.開設   45.9.閉鎖 【第1派遣所(山陽)】……広島第6分所を参照 【第2派遣所(宇部沖の山)】……広島第7分所を参照 【第3派遣所(本山)】……広島第8分所を参照 【第4派遣所(大浜)】……広島第9分所を参照 【第5派遣所(東見初)】……広島第8派遣所を参照 【第6派遣所(田の浦)】熊本県葦北郡田の浦(東海電極田の浦工場)   43.10.13.開設   45.6.30.閉鎖。捕虜は第25分所(大牟田電気化学)へ移動。 【第7派遣所(下松)】山口県下松市(日立製作所笠戸工場)   43.10.13.開設   45.6.30.(6.4?)閉鎖。捕虜は第1分所(福岡市)へ移動。 【第8派遣所】……第5分所(大峰炭鉱)を参照 【第9派遣所】……第6分所(高松炭鉱)を参照 【第10派遣所】……第7分所(二瀬炭鉱)を参照 【第11派遣所】……第8分所(山野炭鉱)を参照 【第12派遣所】……第9分所(大之浦炭鉱)を参照 【第13派遣所(佐賀関)】大分県北海部郡佐賀関町(日本鉱業佐賀関製錬所)   44.9.4.開設   45.6.20.閉鎖。捕虜は第17分所(三池炭鉱)と第8派遣所(大峰炭鉱)へ移動。